今月の主題 大腸sm癌
主題症例
C 隆起型sm癌と診断しポリペクトミーを行わず腸切除した例
3.Virchow転移を来して死亡した有茎性直腸sm癌の1例
貝原 信明
1
,
木村 修
1
,
古賀 成昌
1
1鳥取大学医学部第1外科
pp.840-841
発行日 1983年8月25日
Published Date 1983/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109422
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〔症例〕42歳,男性.排便時出血を主訴として来院,直腸鏡検査にて肛門縁より3cm離れた直腸後壁に3cm大の有茎性隆起性病変が発見され,生検にて癌と診断された.病変の大きさからみてsm癌の可能性も考えられたので,本例に対してはポリペクトミーをせずに,1975年1月16日直腸切断術を施行した.
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