Japanese
English
今月の症例
3.小さな直腸sm癌の1例
III. Small Submucosal Cancer of the Rectum
野村 昌史
1
,
斉藤 裕輔
1
,
垂石 正樹
1
,
榮浪 克也
1
,
綾部 時芳
1
,
蘆田 知史
1
,
柴田 好
1
,
並木 正義
1
Masafumi Nomura
1
1旭川医科大学第3内科
pp.256-258
発行日 1994年3月25日
Published Date 1994/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105744
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〔患者〕73歳の女性.臍周囲の重苦しい感じ,下痢を主訴として当科を受診.大腸内視鏡検査で直腸に病変を発見した.
〔大腸内視鏡所見〕直腸S状部に中央に不整形の陥凹をもつ隆起性病変を認める.陥凹は明瞭でやや深く,陥凹面は発赤し無構造である.とりまく隆起部分は正常粘膜で被覆されており,sm層への浸潤が疑われる(Fig. 1,2).
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