Japanese
English
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
序説
胆囊病変診断の最近の動向
Introduction
相馬 智
1
S. Sohma
1
1杏林大学医学部第1外科
pp.1031-1032
発行日 1983年10月25日
Published Date 1983/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109295
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
超音波診断の出現以来,胆囊,特に胆石に関する検査や知見が一見,大変進歩したように見える.殊に超音波診断法はnon-invasiveな検査であることから,従来行われていたDICなどのヨード剤を使用した方法に比べると過敏症の危険はなくなった.スクリーニング検査としてドックなどに採用される所以であろう.
さて,胆囊病変の診断の主体は何かを考えてみると,なんといっても早期癌の発見につながることになる.これについては,既に本誌17巻6号で「早期胆道癌の診断を目指して」という特集があるので,今回は胆囊病変のみに限って考えることにする.
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.