Japanese
English
今月の主題 逆流性食道炎
座談会
逆流性食道炎の病態と診断
Conversazione―Pathophysiology and Diagnosis of Reflux Esophagitis
遠藤 光夫
1
,
小林 世美
2
,
磯野 可一
3
,
松枝 啓
4
,
関口 利和
5
,
多賀須 幸男
6
,
大柴 三郎
7
S. Ohshiba
7
1東京女子医科大学消化器病センター
2愛知県がんセンター第1内科
3千葉大学第2外科
4国立病院医療センター消化器科
5群馬大学第1内科
6関東逓信病院消化器内科
7大阪医科大学第2内科
pp.1192-1204
発行日 1983年11月25日
Published Date 1983/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109263
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大柴(司会) 成書では,逆流が慢性食道炎や急性食道炎の病因になっており,逆流性食道炎の位置づけを一体どうするか疑問に思っているんですが,遠藤先生からおねがいします.
逆流性食道炎の位置づけ
遠藤 食道疾患研究会で食道炎診断基準という規約が作られています.この中では逆流性食道炎とは急性炎症の像を示すものを主に呼ぼうではないかということが骨子です.また,慢性の炎症があっても,その中に急性期,あるいは亜急性期の所見を示すものを対象とするとなっています.
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