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今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開
座談会
ERCPの現況と将来(2)―技術の進歩と展開
Conversazione―ERCP: Its Progress and Development of Technology
久野 信義
1
,
丹羽 正之
2
,
岡野 弥高
3
,
土岐 文武
4
,
富士 匡
5
,
大橋 計彦
6
,
矢崎 康幸
7
,
島口 晴耕
8
,
小野 美貴子
9
,
牧 猛
10
,
高木 国夫
11
,
川井 啓市
12
K. Takagi
11
,
K. Kawai
12
1愛知県がんセンター第1内科
2新潟県立ガンセンター新潟病院内科
3大阪府立成人病センター内科
4東京女子医科大学消化器内科
5山口大学第1内科
6癌研附属病院内科
7旭川医科大学第3内科
8順天堂大学消化器内科
9杏林大学第1外科
10鹿児島大学第2内科
11癌研附属病院外科
12京都府立医科大学公衆衛生
pp.1258-1266
発行日 1982年11月25日
Published Date 1982/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108727
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川井(司会) 次にERCPの技術の進歩と展開についてですが,本号ではで乳頭切開,経口胆道鏡,内視鏡的逆行性胆道ドレナージ,それから,内視鏡的な膵液採取とその分析を取り上げます.
変わってきた内視鏡的乳頭切開術への評価
ご存じのとおり,内視鏡的な乳頭切開法は1973年に開発されたのですが,相馬智先生の所も同じかと思いますが,私たちこういう技術を開発したときに,現在ほど広く使われるとは全く思っていなかったんです.日本では外国ほどにはまだ普及しているわけではないのですが,それでも,もうあちこちの実地医家の先生も技術を習いたいというところまでいっているということです.
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