学会印象記
第23回日本消化器病学会 第19回日本消化器内視鏡学会 第19回日本胃集団検診学会 合同秋季大会
竹本 忠良
1
,
中野 浩
2
,
望月 福治
3
,
内藤 靖夫
4
1山口大学医学部第1内科
2名古屋保健衛生大学医学部内科
3仙台市医療センター内科
4名古屋大学医学部第2内科
pp.86-90
発行日 1982年1月25日
Published Date 1982/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108688
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好天に恵まれ,盛り沢山に
中村光夫の「今はむかし-ある文学的回想」は,“まだそれほどの齢でもないし,かくべつ面白い経歴があるわけでもないのに,思い出話などすることはあるまいと笑われそうですが,近ごろのように,知人や友人が相ついで世を去るようになると,やがて僕自身もという気になり,今まであまり心にとめなかった半生がしきりに思いだされてきます”という文章でもって,書きはじめられている.
私は山口大学に転任してからも,何度か米子を訪れた.この米子の地に来ると,山陰の消化器病学をいつも心配し,山陰の地を心から愛し,そしてとうとう山陰に永遠に眠っている田中弘道君のことを思い出さないわけにはいかない.
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