Japanese
English
今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として
座談会
総胆管結石症の問題点
Panel Discussion―Choledocholithiasis
中山 和道
1
,
池田 靖洋
2
,
高田 忠敬
3
,
中嶋 義麿
4
,
内藤 靖夫
5
,
久野 信義
6
,
小野 美貴子
7
,
北村 次男
8
,
春日井 達造
6
,
信田 重光
9
T. Kasugai
6
,
S. Shida
9
1久留米大学医学部第2外科
2九州大学医学部第1外科
3東京女子医科大学消化器病センター
4まろ病院
5名古屋大学医学部第2内科
6愛知県がんセンター病院第1内科
7杏林大学医学部第1外科
8大阪府立成人病センター病院内科
9獨協医科大学第1外科
pp.660-674
発行日 1981年6月25日
Published Date 1981/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108075
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
春日井(司会) 総胆管結石症は,日常臨床においてしばしば遭遇する比較的ポピュラーな疾患ですが,最近,日本人の食生活の変遷に従って,その種類と頻度が変わり,病態にも変化が見られるようになったと思います.更に臨床医学の開発,進歩によって,診断および治療法についても進歩が見られます.本座談会においては,これらの進歩を踏まえながら,日常臨床に役に立つclinicalな問題を中心にお話し合いをいただきたいと思います.
まず総胆管結石症の疫学から入っていきましょう.総胆管結石症を含む広義の胆石は,最近増加しているでしょうか,また胆石の種類と頻度はどうなっているか,中山先生からお願いします.
Copyright © 1981, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.