今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)
主題症例
生検偽陰性による診断への影響
5 浸潤形式の問題
吉井 由利
1
,
小林 世美
1
,
春日井 達造
1
1愛知県がんセンター第1内科
pp.199-200
発行日 1979年2月25日
Published Date 1979/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107617
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内視鏡所見で良性胃潰瘍と鑑別困難な時期の生検で,偽陰性であったため診断が遅れたⅡc+Ⅲ型早期胃癌で,癌の浸潤形式が特異な症例を経験した.
〔症例〕患者:69歳 男性
主訴:腹部膨満感
家族歴:特記すべきことなし
既往歴:60歳頃から十二指腸潰瘍
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