一冊の本
Fibre-Optic Endoscopy
竹本 忠良
1
1山口大第1内科
pp.1344
発行日 1976年10月25日
Published Date 1976/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107455
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BristolのSalmonとは何度か会った.Cottonとならんで英国の消化器内視鏡のホープと目されているようである.そのSalmonが書いたファイバースコープの解説書(図1)である.
なつかしくもあるが,少々小才がききすぎると思いながら読みはじめたわけである,ファイバースコープの概論としてよくまとまっているし,内視鏡の進んでいる日本の研究者が読んでも十分ためになる本と判定せざるを得ない.4,270円で入手した本で237頁の紙表紙の本である.Salmonは新潟県立がんセンターで特にEPCGの勉強をしたので,序文のなかに小越和栄,原義雄両博士に対して謝辞をのべている.
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