Japanese
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今月の主題 消化性腫瘍の新しい薬物療法―H2受容体拮抗薬の位置づけ
座談会
消化性潰瘍の薬物療法を考える―H2受容体拮抗薬の位置づけ
Conversazione―Histamine H2-Receptor Antagonist for Treatment of Peptic Ulcer
鎌田 武信
1
,
早川 滉
2
,
福地 創太郎
3
,
上野 恒太郎
4
,
岡崎 幸紀
5
,
岡部 治弥
6
,
並木 正義
7
H. Okabe
6
,
M. Namiki
7
1大阪大学第1内科
2日赤長崎原爆病院消化器内科
3虎の門病院消化器科
4山形大学第2内科
5山口大学第1内科
6北里大学内科
7旭川医科大学第3内科
pp.554-564
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107033
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岡部(司会) 本日(1983年10月14日)の第25回日本消化器病学会秋季大会で,本座談会と同じ“H2レセプター拮抗薬の位置づけ”というシンポジウムが並木・岡崎両先生の御司会のもとに行われ大変ホットなディスカッションがありました.
H2レセプター拮抗薬(以下H2-Bと略)が1982年2月にわが国で正式に用いられるようになり,この1年半の間にたくさんの経験を積んできたわけですが,よく効く薬は“両刃の剣”で両面があるわけで,そういう経験も増えてきたわけです.本日のシンポジウムではまさにその点を中心にしてディスカッションが行われましたので,この座談会も並木先生に主たる司会者としてお話を進めていってもらいたいと思います.
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