今月の症例
早期食道癌(mm癌)の1例
田畑 宏紀
1
,
大井 秀久
1
,
西俣 寛人
1
,
瀬戸山 史郎
2
Hiroki Tabata
1
1鹿児島大学第2内科
2鹿児島大学臨床検査医学講座
pp.136-138
発行日 1992年2月25日
Published Date 1992/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106724
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〔患者〕62歳,男性.嚥下時の違和感を主訴に近医受診.内視鏡検査で,中部食道に異常を指摘され,紹介受診となる.
〔X線所見〕固定標本レントゲノグラム,術後レントゲノグラムを,術前X線写真と対比した.固定標本レントゲノグラムでは,境界明瞭な,大小不同の微細穎粒状不整粘膜を認める(Fig. 1e).術後レントゲノグラムでも,比較的境界明瞭な不整粘膜像を認める(Fig. 1d).
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