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書評「消化器切除標本の取扱い方」
西 満正
1
1癌研究会附属病院
pp.1476
発行日 1993年12月25日
Published Date 1993/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106352
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著者は私の最も敬愛する,しっかりした癌外科医の1人である.難治癌に挑戦し世界に誇るべきすばらしい成績をあげている理由が,この本を読めばよくわかる.外科医にとって,手術材料の観察,記載,撮影,固定,切り出しが重要なことは言うまでもない.
物ありて形,心の
生まるなり形のなくば
物,心なし
肉眼形態学はすべての基準であり,最近の画像診断の進歩によりますます重要で面白いものになった.この本はその重要さ,面白さをよく教えてくれる,一見,面白おかしく書いてあるが,その核心を突く洞察力は抜群である.
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