Japanese
English
今月の主題 胃良・悪性境界病変の生検診断と治療方針
主題
胃癌の病理組織診断基準の再検討は必要か
生検組織標本のみでの病理組織診断を終えて
Revision of Histopathologic Diagnostic Criteria of Gastric Carcinoma: Is It Necessary?―Comment
渡辺 英伸
1
Hidenobu Watanabe
1
1新潟大学医学部第1病理
pp.229-230
発行日 1994年2月25日
Published Date 1994/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105689
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- Abstract 文献概要
主題「胃癌の病理組織診断基準の再検討は必要か」の一環として,53症例の鉗子生検組織標本102枚(すべてを順不同に並べて検鏡した)と外科的切除例ないし内視鏡的切除例の組織標本(ほとんどの例では1~2枚,少数例では5枚の標本をセットで,各症例ごとに検鏡した)とを別々にして,組織診断する機会を与えられた.提示された症例の病変はいずれも,どこかの時点で,「胃の良性・悪性境界上皮性病変」と生検診断されたものである.
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