今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題
ノート
拡大内視鏡による潰瘍性大腸炎の微細所見
斉藤 裕輔
1
,
野村 昌史
1
,
高後 裕
1
1旭川医科大学第3内科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
拡大内視鏡検査
,
色素撒布
,
微細所見
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
拡大内視鏡検査
,
色素撒布
,
微細所見
pp.1286-1289
発行日 1998年8月25日
Published Date 1998/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103805
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拡大電子内視鏡観察の有用性
潰瘍性大腸炎の重症度の診断に内視鏡検査が有用であることは明らかであり,拡大観察についてはfiberscopeの時代からその報告がみられている1).われわれも固定焦点式の拡大電子内視鏡観察の有用性について報告してきた2)が,近年,最大倍率100倍のズーム式拡大電子内視鏡の使用が可能となり,その有用性も報告されている3).本稿では潰瘍性大腸炎に認められる微細所見のズーム式拡大電子内視鏡所見について重症度ごとに供覧する.
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