Japanese
English
今月の主題 早期大腸癌の深達度診断にEUSと拡大内視鏡は必要か
序説
拡大内視鏡とEUSは早期大腸癌の診療に必要か?
Introduction
多田 正大
1
Masahiro Tada
1
1多田消化器クリニック
キーワード:
超音波内視鏡
,
EUS
,
拡大内視鏡
,
早期大腸癌
Keyword:
超音波内視鏡
,
EUS
,
拡大内視鏡
,
早期大腸癌
pp.749-751
発行日 2001年5月25日
Published Date 2001/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103227
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超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography;EUS)も拡大内視鏡も,20世紀の科学が産み出したハイテク技術を応用した診断法である.人類が宇宙へ旅立つ時代,遠隔操作で火星の土壌組成を調査しようという時代にあって,その技術のほんの一部を応用するだけで,人の消化管の小病変を判別できないはずがない.
今号で早期大腸癌の深達度診断に果たすEUSと拡大内視鏡の意義を主題に取り上げることになったが,平凡ではあるが重要なテーマである.深達度診断を正確に行い,内視鏡治療の適応と限界を明確にするために,これらのハイテク診断技術は臨床の場でどのように生かされているのか,これらの位置づけと問題点について探ることは興味深い.
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