特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
トピックス
新しい画像診断の展開
1.三次元画像診断,virtual endoscopy
小泉 浩一
1
,
小倉 敏弘
2
,
高津 一朗
2
,
立川 智広
2
,
風見 明
1
,
半田 隆義
1
,
清水 建策
1
,
山尾 剛一
1
,
甲斐 俊吉
1
,
丸山 雅一
1
1癌研究会附属病院内科
2癌研究会附属病院放射線診断部
キーワード:
CT
,
virtual endoscopy
,
colonectal cancer
Keyword:
CT
,
virtual endoscopy
,
colonectal cancer
pp.457-461
発行日 1999年2月26日
Published Date 1999/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102997
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
要旨 ヘリカルCTによる臓器の三次元表示法を応用し,通常内視鏡と同様の視点を持つ仮想内視鏡像(virtual colonoscopy)や通常注腸二重造影像に近似する仮想注腸二重造影像,管腔内管腔外の情報を併せて表現できるmultiplanner reconstruction(MPR)画像表示と3D画像を併せて表示する3D-MPR画像などの各種三次元表示が可能である.これらにより,病変の位置や立体構造を理解することが容易になる,また,5mm以上の隆起性病変や表面型病変は描出可能で,スクリーニング検査としての可能性も考えられる.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.