今月の症例
X線検査で発見された早期食道癌の1例
桑野 恭行
1
,
飯田 三雄
1
,
桑野 博行
2
,
八尾 隆史
3
Yasuyuki Kuwano
1
1九州大学第2内科
2九州大学第2外科
3九州大学第2病理
pp.482-484
発行日 1991年5月25日
Published Date 1991/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102527
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〔患者〕73歳,男性,1988年4月20日,21日に下血あり,近医入院,上部消化管X線検査で胃潰瘍を疑われ,当科に内視鏡検査を依頼され受診.近医でのX線フィルムを見直したところ,食道ⅠmからEiの境界部に粘膜不整像(矢印)を認めた(Fig. 1).このため斜視型(GIF-XK10)を使用し内視鏡検査を施行した.
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