形態診断に役立つ組織化学・分子生物学
p53免疫染色
藤盛 孝博
1
,
松山 知亜希
1
,
川又 均
2
,
志田 陽介
3
,
加藤 広行
3
1獨協医科大学病理学(人体分子)
2獨協医科大学口腔外科
3獨協医科大学第一外科
キーワード:
p53遺伝子
,
免疫組織学的解析
,
抗p53抗体
,
molecular pathology
,
大腸腫瘍
Keyword:
p53遺伝子
,
免疫組織学的解析
,
抗p53抗体
,
molecular pathology
,
大腸腫瘍
pp.1708-1713
発行日 2011年10月25日
Published Date 2011/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102391
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はじめに
本稿は連載の一部としてp53免疫染色と形態診断に関する執筆依頼であった.免疫染色の手技,関連した染色キットあるいは抗原復活法などの技術的な問題については成書を参考にしていただくとして,本稿ではp53遺伝子異常と免疫染色,さらに大腸腫瘍の診断におけるp53免疫染色の有用性と限界について概説することにした.
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