特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
コラム
洗浄のコツ―胃
三宅 直人
1
,
長南 明道
1
Naoto Miyake
1
,
Akimichi Chonan
1
1仙台厚生病院消化器内視鏡センター
pp.746
発行日 2007年4月26日
Published Date 2007/4/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101074
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粘液を十分洗浄除去し観察することは通常内視鏡検査において病変の存在診断,質的診断や範囲診断などに有用である(Fig. 1).また,色素内視鏡検査(Fig. 2),拡大内視鏡検査,超音波内視鏡検査(Fig. 3)などの精検時においても粘液をよく洗浄することで良好な画像が得られ,より正確な診断に寄与する.
胃内の洗浄には内視鏡前処置として内視鏡施行前に患者に薬剤を内服してもらう方法と内視鏡施行時に直視下に水洗する方法を併用するとよい.
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