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今月の主題 早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点
主題
早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点―私はこう考える:外科の立場から
Intersection of ESD and Laparoscopic Surgery for Early Gastric Canser: My View: In Terms of Surgery
宇山 一朗
1
Ichiro Uyama
1
1藤田保健衛生大学上部消化管外科
キーワード:
早期胃癌
,
腹腔鏡下胃切除
,
ESD
,
機能温存手術
Keyword:
早期胃癌
,
腹腔鏡下胃切除
,
ESD
,
機能温存手術
pp.1517-1520
発行日 2006年10月25日
Published Date 2006/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100670
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はじめに
内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection ; ESD)の進歩により機能温存腹腔鏡下手術の1つであった腹腔鏡下局所切除の適応症例は減少しつつある.その反面,腹腔鏡下リンパ節郭清技術の進歩により精度の高い神経温存胃切除や幽門保存胃切除,噴門側胃切除などのリンパ節郭清を伴う機能温存腹腔鏡下胃切除術の需要が増加している.そこで今回,いくつかの症例を提示し早期胃癌に対する機能温存腹腔鏡下手術の選択の考え方や手術成績を検討し,早期胃癌治療の将来展望を検討したい.
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