Japanese
English
今月の主題 腸管悪性リンパ腫―最近の知見
序説
腸管悪性リンパ腫―最近の知見
Introduction
飯田 三雄
1
Mitsuo Iida
1
1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
キーワード:
腸管悪性リンパ腫
,
腸管
,
MALT
,
リンパ腫
,
病態
,
診断
,
治療
Keyword:
腸管悪性リンパ腫
,
腸管
,
MALT
,
リンパ腫
,
病態
,
診断
,
治療
pp.275-277
発行日 2006年3月25日
Published Date 2006/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100283
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腸管原発悪性リンパ腫は,消化管原発悪性リンパ腫の20~30%を占め,十二指腸から直腸までの腸管に原発巣を認める.その定義として,以前は病期I/II期に限定したDawsonの基準(1961年)が用いられていたが,近年はIV期例までを含むLewinの基準(1978年)が用いられることが多い.後者の定義に従うと,病変の主体が十二指腸・小腸・大腸に存在すれば,他臓器やリンパ節浸潤の有無にかかわらず,腸管原発とみなされる.
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