消化管造影・内視鏡観察のコツ
〔内視鏡観察のコツ〕小腸観察法―ダブルバルーン法
山本 博徳
1
,
矢野 智則
1
,
喜多 宏人
1
,
砂田 圭二郎
1
,
岩本 美智子
1
,
宮田 知彦
1
,
小俣 俊明
1
,
新畑 博英
1
,
刀根 幸夫
1
,
藤枝 真司
1
,
阿部 太郎
1
,
井戸 健一
1
,
菅野 健太郎
1
1自治医科大学内科学講座消化器内科学部門
pp.121-124
発行日 2006年1月25日
Published Date 2006/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403100033
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はじめに
ダブルバルーン内視鏡は小腸全域の内視鏡観察を可能にした新たな方式に基づく内視鏡である.この内視鏡を使って小腸の内視鏡観察を効果的に行うためにはまずその挿入原理をよく理解している必要がある.しかし,本稿では観察に重点を置き,挿入法に関しては詳述を避け,基本的な挿入原理のみ解説する.挿入法に関する詳細は他の文献1)~5)を参考にしていただきたい.
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