今月の主題 内科医が診るリウマチ
多臓器疾患としてのRA
RAの腎病変
中野 正明
1
1新潟大学医学部第2内科
pp.418-420
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910151
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ポイント
RAの尿検査異常は血尿主体のことが多い.
アミロイドーシス合併例は,治療抵抗性の進行例が多い.
抗リウマチ薬による膜性腎症は,薬物開始3〜12ヵ月後に発生しやすい.
メサンギウム増殖性糸球体腎炎や糸球体基底膜菲薄化合併RAは,血尿主体の尿異常を呈することが多い.
抗好中球細胞質抗体陽性例では,急速進行性の腎機能障害をきたすことが多い.
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