増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第5集
生理機能検査
心機能検査
心臓超音波検査
永野 玲子
1
,
増山 理
1
,
堀 正二
1
1大阪大学医学部第1内科
pp.834-836
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402910034
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近年の超音波心臓診断装置の進歩は著しい.従来はMモードおよび断層心エコー図による形態診断が中心であったが,現在ではドプラ法を用いることにより血流や機能の情報をも得ることが可能である.臨床の現場では従来の心エコー法により得られる形態情報とドプラ法により得られる血流・機能情報を統合して超音波診断がなされる.それぞれの手法をいかに統合して心疾患の診断を行うかの詳細は成書に譲り,本稿ではこれらの手法それぞれの特徴を中心に解説したい.
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