今月の主題 最新の肺癌診療
的確な診断
Paraneoplastic syndrome
中田 紘一郎
1
,
坪井 永保
1
,
成井 浩司
1
,
中谷 龍王
1
,
中森 祥隆
1
1虎の門病院・呼吸器科
pp.448-450
発行日 1991年3月10日
Published Date 1991/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909613
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ポイント
1)paraneoplastic syndromeは悪性腫瘍の症状に先行して発現することがあるので,早期発見の手がかりとして重要である.
2)paraneoplastic syondromeを転移症状と誤認し,適切な治療法の選択を誤ることがあるので,随伴症候群の可能性を念頭に置いて診断する必要がある.
3)治療によって症状が変動することがあり腫瘍マーカーとしての利用価もある.
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