今月の主題 内科臨床における“こころ”と“からだ”
慢性疾患と心身医療
肥満・高脂血症
小泉 順二
1
1金沢大学医学部附属病院総合診療部
pp.2080-2082
発行日 2002年12月10日
Published Date 2002/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909185
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ポイント
肥満と高脂血症は,男性・女性を問わず中高年では約50%にみられる状態である.
肥満と高脂血症は,食生活・運動などの生活習慣と遺伝的背景により生じる.
肥満者では,気晴らし食い,やけ食い,イライラ食い,夜食など,心理的背景による食行動パターンが認められる.
食事・運動の効果を高めるためには行動療法が有用である.
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