今月の主題 内科疾患患者の生活指導
内分泌・代謝疾患
高脂血症
佐藤 祐造
1
,
押田 芳治
1
1名古屋大学総合保健体育科学センター
pp.282-284
発行日 1993年2月10日
Published Date 1993/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402901977
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●高脂血症を有する者は飲酒,過食,運動不足があるので,生活行動を改め,食事療法と運動療法を継続させる必要がある.
●食事療法は糖尿病治療に準じ,総エネルギー,コレステールや飽和脂肪酸含有食品を制限して,食物繊維を摂取するようにする.
●運動療法は脂肪組織内の脂質の利用率を高めることが目的なので,中等度以下の運動強度を1回10分以上,週3回以上処方する.
●食事療法・運動療法でも無効な場合,薬物療法も併用する.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.