Laboratory Practice 生化学 精査と治療に生かす検査データ
高脂血症
山村 卓
1
1国立循環器病センター研究所病因部
pp.1533-1535
発行日 2000年12月1日
Published Date 2000/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905685
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
高脂血症は血清脂質成分,主としてコレステロールやトリグリセライド(triglyceride;TG)が正常以上に上昇した状態として定義される.日本動脈硬化学会の高脂血症診療ガイドライン1)における診断基準では,血清総コレステロール(totalcholesterol;TC)220mg/dl以上,TG 150mg/dl以上,HDLコレステロール(high density lipoprotein-cholesterol;HDL-C)40mg/dl未満の値を設定している.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.