増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
解熱・鎮痛・向精神薬
ピリン系解熱鎮痛薬(メチロン,スルピリン)
赤真 秀人
1
1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
pp.448-450
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909115
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ピラゾロン誘導体(スルピリン,アンチピリン,イソプロピルアンチピリンなど)にピラゾリジンジオン誘導体(スルフィンピラゾンなど)を加え,ピリン(pyrine)系薬剤と総称される.多くは酸性の非ステロイド抗炎症薬(NSAID:non-steroidal anti-inflammatory drug)に属する.近年,日本でも医師による処方頻度は減少している.今回は,ピリン系解熱鎮痛薬の代表であるスルピリン(メチロン®,スルピリン®)を紹介したい.
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