増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
血液疾患薬
エリスロポエチン製剤(エスポー,エポジン)
上村 由樹
1
1高知医科大学第3内科
pp.378-379
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909084
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ヒトエリスロポエチン(EPO)は赤血球産生を調節する糖蛋白ホルモンとして1977年にMiyakeらによってヒトの尿から分離された1).1985年にはEPO遺伝子がクローニングされ2),rHuEPO(recombinant human erythropoietin)が生産可能となって以来,短期間で世界各地で臨床応用されるに至った.わが国ではエポチンアルファ(エスポー®),エポチンベータ(エポジン®)がよく使用されている.
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