増刊号 内科医が使う薬の副作用・相互作用
内分泌疾患薬
ACTH製剤(コートロシン,コートロシンZ)
野村 政壽
1
,
柳瀬 敏彦
1
,
名和田 新
1
1九州大学大学院医学研究院病態制御内科
pp.368-370
発行日 2002年10月30日
Published Date 2002/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402909080
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ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)製剤として現在使用されている酢酸テトラコサクチドは,天然ACTHと同じアミノ酸配列(N末端から24番目)を有する合成ペプチドである(図1).コートロシン®注(静注,筋注)と,その作用を亜鉛懸濁液として持続化したコートロシンZ®注(筋注のみ)の2種類の酢酸テトラコサクチドが発売されている.
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