今月の主題 内科医に必要な血管疾患診療の知識
慢性血管疾患の診療
腎動脈狭窄症
戸川 証
1
,
菱田 明
1
1浜松医科大学第1内科
pp.1544-1546
発行日 2002年9月10日
Published Date 2002/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908866
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ポイント
腎動脈狭窄症は,腎血管性高血圧,虚血性腎症の原因として重要である.
レニン分泌刺激試験,レノグラム,ドプラエコー,MRアンギオグラフィ,ヘリカルCT,血管造影が診断に用いられる.
腎機能の保持を治療の第一目標とし,これが期待できる場合PTRAなどの血行再建術を行うことを検討する.
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