今月の主題 内分泌疾患の拾い上げとマネジメント
いつ,どのように内分泌疾患を疑うか?
いつ,どのように副甲状腺疾患を疑うか
加藤 佳幸
1
,
佐藤 幹二
1
1東京女子医科大学内分泌疾患総合医療センター内科
pp.1291-1292
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908806
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ポイント
低アルブミン血症の場合には,血清Ca値の蛋白補正が必要である.
血清Ca値が10mg/dl以上ならば高Ca血症と考えてよい.
高Ca血症の症状は多彩で視診や問診では診断できないので,不定愁訴のある患者には血清Ca,P,アルブミンを測定する.
低Ca血症は,Trousseau徴候が誘発されれば視診でも診断可能である.
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