今月の主題 わかりやすい不整脈診療
突然死の対策
Brugada症候群の診断と治療
久松 研一
1
,
森田 宏
1
,
大江 透
1
1岡山大学医学部循環器内科
pp.1196-1197
発行日 2002年7月10日
Published Date 2002/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908788
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ポイント
特発性心室細動のうち,安静時心電図で右脚ブロック様波形と,V1〜3誘導での特徴的なST上昇を示す症例をBrugada症候群と呼び,現在では独立した疾患とされている.
発症は,比較的若年者の男性に多く,さらに,突然死の家族歴をもつものが多い.
心室細動再発率が高く,予後不良な疾患であることから,植込み型除細動器の適応と考えられている.
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