今月の主題 呼吸器薬の使い方 2002
呼吸器感染症
膿胸の治療
渡辺 秀裕
1
,
関根 秀明
1
1杏林大学医学部第1内科
pp.88-90
発行日 2002年1月10日
Published Date 2002/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908530
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ポイント
原因疾患は肺感染症からの波及が多く肺化膿症の合併もあるが,悪性疾患の可能性も念頭に入れておくべきである.嫌気性菌の関与が多く,積極的に胸腔ドレナージ,穿刺排膿を行い膿胸腔を消失させること,適切な抗菌化学療法を選択することが重要であり,状況に応じてUK療法,VATS療法などを積極的に選択することも大切と思われる.
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