今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
更年期・高齢期のレディース・クリニック
リウマチ性多発筋痛症と側頭動脈炎
野口 善令
1
1京都大学医学部附属病院総合診療部
pp.2068-2070
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908489
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ポイント
リウマチ性多発筋痛症は頸部・体幹・肩・殿部・腕などの疼痛,朝のこわばり,血沈の亢進を特徴とする.
側頭動脈炎は頭痛,側頭動脈の圧痛,腫脹,血沈の亢進を特徴とする.
両者とも50歳以上に好発し,含併することも多い.
ステロイドが有効である.
側頭動脈炎を疑ったら,失明の予防のために早急にステロイド投与を開始し,その後,側頭動脈生検を行う.
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