今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
更年期・高齢期のレディース・クリニック
尿路感染症(無症候性細菌尿)
渡邊 祐子
1
1茅ヶ崎徳洲会総合病院内分泌代謝科
pp.2071-2073
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908490
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ポイント
無症候性細菌尿の頻度は年齢に応じて増加するが,外来患者では発熱や敗血症の原因となることは稀である.
更年期・高齢期の無症候性細菌尿において治療が必要なのは,①泌尿器科系の侵襲的検査・手術,②開胸・開腹術,③prosthetic devicesを用いる手術(人工弁置換術,人工血管を用いたバイパス術,メッシュを使用する手術など)の場合である.
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