今月の主題 内科医のためのレディース・クリニックII
成熟期・熟年期のレディース・クリニック
慢性関節リウマチ
片山 雅夫
1
1藤田保健衛生大学医学部リウマチ感染症内科
pp.2037-2039
発行日 2001年12月10日
Published Date 2001/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908480
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ポイント
慢性関節リウマチ(RA)は妊娠能力および妊娠の予後にほとんど影響を及ぼさない.
RAの発症頻度は妊娠中は低いが,出産後に高い.RAは妊娠中に改善し,出産後に増悪がみられることが多い.
NSAIDsは妊娠末期には投与しない.抗リウマチ薬は妊娠前6ヵ月以前に中止する.プレドニゾロン10mg/日では胎児への影響はない.
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