今月の主題 腎・尿路系疾患を診る
腎不全診療の実際
末期腎不全診療の実際
佐藤 顕
1
,
今井 裕一
2
1さとう内科クリニック
2秋田大学医学部第3内科
pp.1873-1874
発行日 2001年11月10日
Published Date 2001/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908445
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ポイント
透析開始基準としては,残腎機能と栄養状態を考慮する必要がある.
腎機能低下を血清クレアチニンおよびクレアチニンクリアランスにより判断すると,過小評価してしまう危険性があるので注意が必要である.
透析が必要になってから透析施設へ紹介したのでは,予後に悪影響を与えるので,腎機能低下がさほど進行していない早期に腎臓専門医へ紹介するべきである.
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