今月の主題 動きながら考える内科エマージェンシー
症状からのアプローチ
強い腰痛
中村 権一
1
1飯塚病院総合診療科
pp.768-769
発行日 2001年5月10日
Published Date 2001/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402908119
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ポイント
▶成人の約2/3が腰痛を経験している.
▶急性腰痛患者の約80%は約1ヵ月以内に軽快する.
▶腰痛患者の約1%未満に,癌の骨転移,骨髄炎など重篤な疾患が隠れている.
▶50歳以上の腰痛患者では,特に注意深い問診と身体所見を行う.
▶膀胱直腸障害などの神経障害があれば,専門医への早急なコンサルテーションが必要である.
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