今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ
髄膜炎
志水 祥介
1
,
大生 定義
1
1横浜市立市民病院神経内科
pp.98-100
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907968
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ポイント
細菌性髄膜炎は治療が遅れると重篤な後遺症を生じたり,死亡することもありneurological emergencyの認識が必要である.
起炎菌は年齢,背景因子(手術後・外傷後,免疫不全など)により分布が異なる.
抗菌薬は起炎菌不明の際にempiric therapyとしてアンピシリン+セフォタキシムの組み合わせが良い.
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