今月の主題 抗菌薬マネジメント—細菌感染症治療の基礎と実践
内科外来・病棟でよく遭遇する感染症へのアプローチ
消化管感染症
申 貞雄
1
1公立飯綱病院
pp.80-84
発行日 2001年1月10日
Published Date 2001/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907963
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ポイント
確かな病歴と身体所見をしっかりととることが基本である.
便培養などの検索や抗菌薬の適用を見きわめ,無駄な検査や無益な治療をしないこと.
消化管感染症の治療の基本は水分と電解質の補給である.
培養結果が判明する前は患者の状態や基礎疾患で,判明した後は患者の状態と検出された病原菌で抗菌薬の投与を考慮する.
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