増刊号 臨床医のための最新エコー法
エコー法の新しい展開—超音波の治療応用(画像を利用した治療法)
高周波による熱凝固療法
髙田 悦雄
1
,
小森 俊昭
1
,
砂川 正勝
1
1獨協医科大学第1外科
pp.434-439
発行日 2000年10月30日
Published Date 2000/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907801
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肝腫瘍に対する治療法は,手術(肝切除術)のほか,PEIT(percutaneous ethanol Injection ther—apy),TAE(transcatheter arterial emboliza—tion)などの治療法がある.いずれもinterven—tionalであるが,肝切除術と比較すると患者への侵襲は著しく軽減することができる.ここでは,MCT(microwave coagulation therapy)とともに,最近普及し始めたRFA(radiofrequency abla—tion:ラジオ波凝固療法)に着目し,高周波凝固療法の手技を中心に,その有効性についても述べる.
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.