今月の主題 肺炎—市中感染と院内感染
市中肺炎へのアプローチ
肺炎のX線写真と利用方法
鈴木 勝
1
,
堀内 正
1
1関東中央病院呼吸器科
pp.1589-1591
発行日 2000年10月10日
Published Date 2000/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907641
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●胸部X線で新しい浸潤影を認めることは肺炎の診断には必須である.
●陰影がなくても肺炎を否定できない場合がある.
●胸部X線所見による起炎菌の推定は困難であるが,それぞれの菌による特徴的パターンを知っておくことは有用である.
●X線の陰影の改善は身体所見や白血球数の正常化より遅れる.
●年齢が高いほど陰影は遷延する.
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