今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント
外来でよく遭遇する腎・尿路系の問題のマネジメント
外来で腎障害患者を見たらどうするか
塚本 雄介
1
1北里大学医学部内科4
pp.1205-1207
発行日 1998年7月10日
Published Date 1998/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906883
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ポイント
●血清Cr値のモニターでおおよその腎機能の予測は可能である.
●無症候性の腎不全でも,高尿酸血症,高血圧,高K血症,貧血などの進行に注意し,治療を行う.
●血清Cr値>8.0mg/dl,BUN>100mg/dlは透析療法導入の適応である.
●乏尿がない限り飲水制限はしない.
●血清Cr値>2.0mg/dlで蛋白制限食を開始する.
●腎毒性のある薬物と脱水に注意する.
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