今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
明日の自己免疫性肝疾患
最近話題の自己抗体と臨床応用への課題
森實 敏夫
1
,
常松 令
1
1神奈川歯科大学内科
pp.126-128
発行日 1998年1月10日
Published Date 1998/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906646
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ポイント
●抗原分子の遺伝子クローニング,アミノ酸配列の解明によりエピトープ・マッピングが可能になり,自己抗体の疾患特異性がより明らかになりつつある.
●抗体分子の抗原結合部位の一次構造の解明が進み,抗体の反応性をアミノ酸配列で語ることが可能になりそうである.
●自己抗原に対する抗体産生系のトレランスは不完全なため,自己抗体の産生が起きると考えられる.
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