増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
免疫学的検査
細胞性免疫検査
白血球表面マーカー
木村 暢宏
1
1福岡大学医学部第1内科
pp.627-630
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906505
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リンパ球は大きく分けて,Tリンパ球とBリンパ球とに区別することができる.Tリンパ球は主として細胞性免疫を,Bリンパ球は液性免疫をつかさどり,相互に密接な関係をもちながら生体の免疫機構を形作っている.細胞性免疫検査として,ここではリンパ球芽球化反応試験,表面マーカーのCD4/CD8比,白血球表面マーカーと白血病細胞系列との関係などについて臨床的意義を中心に解説する.
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