増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
内科研修医が実施すべき基本的検査手技
交差適合試験
村上 純子
1
1日本大学医学部臨床病理
pp.50-52
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906248
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交差適合試験は,原則として,受血者とABO式血液型が同型の供血者血液(日本赤十字社製赤血球製剤)を用いて行う.受血者がRh0(D)陰性のときには,ABO式血液型が同型かつRh0(D)陰性の供血者血液を用いる.
交差適合試験には,受血者血清と供血者赤血球との間の反応をみる主試験(major cross-match)と,受血者赤血球と供血者血清との間の反応をみる副試験(minor cross-match)がある(本誌,免疫血液学的検査の「交差適合試験」の項参照).
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