増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第6集
内科研修医が実施すべき基本的検査手技
血液型試験
村上 純子
1
1日本大学医学部臨床病理
pp.46-49
発行日 1999年10月30日
Published Date 1999/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906247
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内科研修医が実施すべき血液型試験は,ABO式血液型とRh0(D)血液型の2種類である.
ABO式血液型試験は,赤血球上の抗原の有無を調べるオモテ試験と,血清(血漿)中の抗体の有無を調べるウラ試験を行って判定する.Rh式血液型は,C,c,D,E,eの5つの抗原が知られているが,なかでもD抗原は抗原性が強いので,輸血前の血液型試験で確認しておく必要がある.
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