検体の取り扱い方と検査成績
血液型検査と交差適合試験
竹中 道子
1
1日大・臨床病理
pp.1070-1071
発行日 1974年8月10日
Published Date 1974/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402205542
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血液型検査と交差適合試験は輸血のための検査であり,まず患者と検体と伝票の一致の確認,あるいは供血者氏名,血液ビンとパイロットチューブの番号の一致の確認が必要である.これはどの検査でもいえるてとであるが,とくに輸血検査の人違いは人命に直結するてともあるので,十分な注意が必要である.抗凝固剤を用いることは,抗原抗体反応の原理と,血球保存の目的とから,利点と欠点があり,それぞれの場合に応じて取捨選択されなければならない.
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